砧小学校「百年桜」
東京・世田谷の砧小学校にある、通称「百年桜」は、一時老齢化と環境劣化のため、生命のピンチを迎えましたが、当社プロジェクトチームの再生作業を経て、今春みごとに復活しました。
4月6日、入学式と満開の日が重なり、元気を取り戻した桜の花は、新入生とご父兄たちへの最高のプレゼントとなりました。
今年、創立110周年を迎えた東京都世田谷区砧小学校の校庭には、ソメイヨシノの老大木が数本あり、1本は地元の皆さんから、「世田谷の100年桜」と呼ばれ、親しまれてきましたが、衰弱が著しいため、2007年冬に、当社・飛澤和裕樹木医を中心に、樹勢回復作業(根圏土壌改良など)が施され、また、09年にはJFEシビルが開発した『ドクターウッズ』による音響波内部診断で、今後の処置方法を検討しながら、一層の保全作業を重ねてきました。
そして、今年2012年、春・・・枝葉の量、花数、幹の肥大化などで明らかな改善が確認され、ここに「百年桜」は見事によみがえりました。